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■めざすのは人と自然が共生する島
人々を魅了する「人と自然が密接にかかわりあっている暮らし」がいつまでも続いていくこと。
それが私たちの願いです。いつまでもその暮らしが続いていくためには、将来にわたり持続可能な社会を構築する必要があります。
それが、私たちのめざす「人と自然が共生する島」です。
■手段はエコツーリズム
この島で人が生きていくには、自然も文化も、産業も生活の利便性も必要です。
私たちは、「地域の自然や文化を環境教育として産業に利用することで、地域の環境保全や経済的自立につながる仕組み」が、その必要性に応えられるものだと考えています。それこそ、まさにエコツーリズム。
エコツーリズムとは、
「資源の持続なくして産業は成立せず、地域住民の参画
なくして資源は守れず、経済効果なくして
住民の参画は望めず」という理念のもとに行われる活動、
いわば地域づくりの手段なのです。
この島は、自然と文化の魅力が訪れる人を感動させます。一方で、この島は島民の暮らしの場。たとえば自然の恵みが島民の食卓を賑わしてこそ、人と自然のつながりを実感します。
住民が暮らしに島のものを取り込んで、初めて、地域の文化と言えるでしょう。だから、食も遊びもものづくりも楽しみも、来訪者には“おすそわけ”。島の暮らしが優先です。
■まずは島の暮らしのために
■活動は繰り返しの積み重ね
昔から続いている、守り受け継がねばならないことがあります。時代の移り変わりとともに。
変わらねばならないこともあります。未来のための最善な答えもやり方も、誰もわかりません。
だから、「気づく→考える→行動する」を繰り返します。歩みは速くはありません。
でも、今、やらねばならないこと。それが、私たちの活動です。
■みんなが地域のつくり手
人と自然が共生する西表島をつくるために、1人ひとりが出来ることがあります。
みんなが集まれば、できることはさらに広がるでしょう。
みんなで考え、みんなでつくること。
地域を守り育てていくのは、そこに暮らす住民みんなの役割なのです。
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