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・過去の集計結果  漂着ごみ集計データから考える

八重山環境ネットワーク「西表エコプロジェクト」と協働し、10年に渡り毎月1回の海岸清掃活動「ビーチクリーンアップ大作戦」を行っています。

拾っても拾っても流れ着く漂着ごみは処理も含めゴールの見えない環境問題です。そこで我々は拾うだけではなく、回収した漂着ごみの種類や原産国を調査しながら原因や解決策を探る際に役立ててもらえるデータを蓄積しています。​また、共に活動する地域ボランティア、子供達と一緒に生活の中でゴミの発生を抑制していけるよう普及啓発活動を続けています。ビーチクリーンは月に1度の定例開催の他にも、小中学校や他団体と提携を取り合いながら行っています。

上原港ビーチクリーン

■「ゴミ種別ごとの統計データ」 2011年から月に1度、年12回の漂着ゴミ収集の結果 

総量はトン袋単位です。20%以上を占めるゴミ種別(主に発泡スチロール、ブイ、プラスチック)を赤字にしています。10~19%を占めるゴミ(主にPETボトル、ブイ、プラスチック)は青字にしています。

漂着ゴミの90%近くが自然に還らないものであるプラスチック系の水に浮くゴミであることがわかります。

鹿川湾ビーチクリーン
上原港ビーチクリーン
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■「ペットボトルの生産国別統計データ」 2011年から月に1度、年12回の漂着ゴミ収集の結果 

回収総数に対してラベルのあるもののみデータ対象です。

50%以上を占めている中国は赤字、10%以上を占める数字(台湾、日本)は青字、5~9%を占める数字(台湾、日本、ベトナム)が緑字です。

中国産のペットボトルが当初から半数を上回り、2017年においても70%近くを占めていることがわかります。中国の数値は下がることなくゆるやかに伸びています。

また、全体的に数値の高い産出国のほとんどがアジア圏であることもよくわかります。

2011年より常に2~3番目あたりに位置している台湾及び日本ですが、年度を追うごとに少しずつ減少傾向にあり2017年は当初の数値に比べると割合は半分以下に減っています。

 回収ペットボトル 国別生産国の推移 

ゴミ種別統計
ペットボトル生産国別
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